NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文4)被疑者は調査に協力しなかった
新潟市を拠点とするアイドルグループ、NGT48の山口真帆さんへの暴行事件で、NGT48を運営するAKSは22日午後、会見を開き、第三者委員会の調査報告書について説明した。 【動画】NGT48山口真帆さん暴行事件 第三者委の調査報告書を説明 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【動画】NGT48山口真帆さん暴行事件 第三者委の調査報告書を説明」に対応しております。 ◇ ◇
メンバーの関与がないという判断の根拠は?
デイリースポーツ:デイリースポーツの〓フクシマ 01:04:05〓と申します。よろしくお願いします。何点かあるんですが、まず報告書に関しまして、読んでいくと基本的に被疑者の男性からはなんの供述も得られていない。メンバーの聞き取りをして、山口さんの聞き取りもして、山口さんとそのスタッフの方が公演で話された録音も聞いた上でなんの、メンバーの関わりはないと判断されたというふうに言っているんですけど、山口さんが公演でしゃべったときに関わりのあるメンバーを被疑者が挙げているということに関しては認定されていると。その上で、なぜそのメンバーがやってないと言ったことだけで、分からないという結論なら分かるんですけども、ないと判断しきれた根拠というのはどこにあるんでしょう。 松村:要は被疑者に対して2回ですか、第三者委員会の、ここに書いてありますけども、被疑者に対してもこの調査報告、調査に協力するようにという話があったと思うんですが、それを被疑者の2名は応じなかったということがあるのかなというふうに思います。 デイリースポーツ:それはそうだと思うんですけど、それで例えば先ほど委員会の報告の中で新潟という地域性ということに関してはAKSさんの判断で否定されたわけですよね。 松村:はい。 デイリースポーツ:その意味で言うと、報告書を全てうのみにするわけではなくて、それぞれに対してAKSさんが判断しているというふうにこちらも受け止められるんですけど、その上で、やっぱり意見が2つ並んでる中で片方の意見を取って、ないと判断するに至った理由というのをちょっと聞きたいんですが。 松村:すいません。 デイリースポーツ:いや、要はやってないというメンバーとやられたという山口さんの両方の意見があって、やってないというメンバーの意見だけを結果的に取って、なかったという判断がこの報告書でなされたということですよね。 松村:はい。 デイリースポーツ:そこに至った理由をお聞かせいただきたいと。 松村:2つの判断って、先ほどの新潟のことっていうのは、地域性の、この23ページですかね。 デイリースポーツ:はい。 松村:これに関しては、こういうご指摘は受けてるけれどもわれわれとしてはそういう気持ち、全然ないよということで、何もこれ否定しているとかっていうことよりも、ちょっと意見の相違というか、そういうことで理解しております。この認定うんぬんというのは事件の内容に関することなので、これはもう第三者委員会の先生方の判定をわれわれとしては、調査報告なのでっていうふうに理解しております。というか、そういうふうに思っている次第です。 デイリースポーツ:つながりのあるメンバーに関しては不問ということなんですけれども、今回のこの報告書によると、結果的に被疑者になった男性とつながったメンバーもいるという、たぶんもうこれはほぼ間違いないと判断できると思うんですが、その被疑者とつながったメンバーが不問で残留してる状況で、山口さんが復帰することができるとお考えでしょうか。 松村:それも当然、今まさにリアルタイムでツイートをしたりっていうことであると、本当に話し合いをしていかなければ厳しいのかもしれないなというふうには思います。話し合いをしっかりしていくことしかないのかなというふうに思います。