NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文4)被疑者は調査に協力しなかった
話し合い以外の解決方法は考えていないのか
デイリースポーツ:話し合いというふうに今おっしゃっておられるんですけど、事件が発生してからもう3カ月以上たち、発覚してからも2カ月以上、第三者委員会も立ち上がり、コミュニケーションを取る機会は今までもあったかと思うんですけど、この3カ月で何一つ、このツイートを見ると改善しないところを見ると、これ、話し合いでいまさらどうにかなるレベルとは正直、傍目に見たら思えないんですけれども、話し合いしか解決方法は今のところ考えてらっしゃらないっていうことですか。 松村:それ以外にないかなというふうに思います。これで話し合いが終わりっていうことはないと思いますので、これをもう続けていくしかないのかなというふうに感じております。 デイリースポーツ:組織的な話、コミュニケーション不足で起こってしまうレベルの事件では正直、事件という言葉はあまり使いたくですけども、正直、社会通念上これは完全な事件ですのでね。こんな事件が話し合い不足だけで起こるのかと、これはファンの皆さんも思ってらっしゃると思うんですけれども、その辺りのお考えいかがでしょう。 松村:いや、もうそれはご指摘のとおりだと思いますので、この報告書でもあらためて指摘を受けておりますし、この指摘を受ける前にわれわれがそんなことはなかったと、しっかりとガバナンスも守れていたというふうに思っていたわけではございませんので、あらためて本当にこの組織、AKSの体制の不備というのを本当に建て直さないといけないなということを、もうさらに深く感じた次第でございます。 デイリースポーツ:すいません。最後に、今回こうやって会見に至る報告書が上がったわけですけれども、1月にご本人が訴えをしてから何段階か関係者による発表といいますかブリーフィング的なものがあったと思うんですけど、それが段階で内容がやっぱり若干違う、新しい事実が出てくる、こういった何度も手間が掛かった理由というのはどういうところにあるんでしょう。 松村:関係者のグルーピングによる。 デイリースポーツ:われわれが取材した結果として関係者から返ってきた答えというのは毎回、毎回やはり違うという形になっていたんですね。それはどうしてそういうことが起こったんでしょうか。 松村:どちらにどのように取材をされたかっていうのは私は分からないので、御社が、なので、ちょっとそれはどうお答えしていいかが分からないんですが、そういうことをないようにするために私どもとしては、この第三者委員会への調査を依頼したというふうに認識しております。 デイリースポーツ:すぐに統一見解をつくることは御社内ではできなかったということになるんでしょうか。 松村:いや、やはりこういう事象なので、警察の捜査は終了しっていうことだけではないことが今ご指摘いただいたように発生しておりますので、あらためてこの第三者委員会に調査を依頼し、それで報告を上げていただいたということでございます。 デイリースポーツ:分かりました。ありがとうございます。 司会:そのほか、いかがでしょうか。 松村:では前列の一番、私から見て右の、はい。すいません。どうぞ、はい。