【高校サッカー】岡山学芸館は初戦敗退もFW香西健心が技ありFKで意地見せる「自信あった」
<全国高校サッカー選手権:矢板中央2-1岡山学芸館>◇29日◇1回戦◇フクアリ 2大会前王者の岡山学芸館(岡山)は矢板中央(栃木)に敗れ、初戦敗退となった。FW香西健心(3年)が2点を追う後半追加タイム4分、ゴール左で得たFKのチャンスで相手の壁7枚の頭上を曲げながら落とす技ありショットを決め、意地を見せた。「全国選手権では(自身)初得点。壁を超えれば入る自信はあった。負けて悔しいですが楽しかった。(ゴール後の)歓声には鳥肌が立ちました」と晴れやかな表情で振り返った。 この日は0-0の前半24分からピッチに送り込まれると、打点の高いヘディングと足元の技術を生かしたポストワークで攻撃を引っ張った。王座奪還はならず「もっとみんなと上に行きたかったです」と悔しがったが、「この負けを大学に必ずつなげたいです」。次のステージでのさらなる躍動を誓った。