ファミレスなどで最近よく見かける「配膳ロボット」の初期費用はどのくらい?“できないこと”はどんなこと?
出典:経済産業省中小企業庁「担当者に聞く『中小企業省力化投資補助金』」を基に筆者作成 従業員に対して、補助事業の実施期間に一定以上の賃上げを行った場合、補助上限額が引き上げられます。 なお、補助要件などは変更となる場合があるため、申請前には最新の公募要領を確認してください。
配膳ロボットができないこと
配膳ロボットができないとされることは、2つ考えられます。 ・人間のような丁寧な対応ができない ・細い通路や、段差・急こう配では対応できない 店内などの通路が狭かったり段差があったりと、通行が困難な場所には配膳ロボットは向きません。まずは通行できるスペースを確保することが優先されるでしょう。 また、配膳ロボットは料理を運ぶことが目的です。当然のことですが、人間と同じような丁寧さや、臨機応変に対応するといったことを求めるのは難しいでしょう。現状の解決策としては、人とロボットで業務の分担をしたり、人がフォローしたりするなどの対策をとりながら利用していくことになります。
配膳ロボットの初期費用は、購入とリースで異なる
配膳ロボットの初期費用は、リースの場合で月に約8~10万円、5年前後の契約といったケースが見られます。購入価格は、販売元に問い合わせないと分かりませんが、おそらく数百万円はかかる見込みでしょう。 なお令和6年6月から、人手不足に悩む中小企業に向けた「中小企業省力化投資補助金」という補助制度の第1回公募も始まっています。配膳ロボットなどの導入を検討する中小企業には、いい機会になるかもしれません。 配膳ロボットのメリット・デメリットを踏まえながら、検討してみましょう。 出典 経済産業省中小企業庁 担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部