技術スキー王者、武田 竜選手に聞く! 39歳で5連覇に挑むカラダ作りの極意とは?
インタビューを実施したのは2023年11月中旬。現在、武田選手は第61回全日本技術スキー選手権大会の北海道地区予選を勝ち抜き、3月6日(水)から10日(日)まで5日間かけて開催される本選に向けて調整の最終段階に入っている。 取材時、「ディフェンディング・チャンピオンとしてのプライドは、当然あります」と静かに闘志を燃やしていた武田選手。30代最後の年に前人未到の偉業達成なるか──!? 経験と実績、勝負勘の強さに裏打ちされた美しいスキーを、頂上決戦で見られる日は近い。
【Profile】武田 竜(たけだ・りゅう)
1984年6月20日、北海道・小樽市生まれ。4歳からスキーを始め、地元のレーシングチームを拠点に活動。中学3年生でアルペンスキーの日本代表ジュニア指定選手に選出され、シニアの代表選出後も国内外のアルペン競技大会で挑み続ける。2011年、2013年に全日本スキー選手権大会で優勝。同年は国内で4勝を果たした。 2014年、イタリア開催のアルペンスキー・ワールドカップに初出場後、活動拠点を日本に移す。帰国後は、技術を競い合う基礎スキーとアルペンスキーの二刀流を手掛け、全日本技術スキー選手権大会では2019年~2023年の間に4連覇を達成。2024年3月開催の同大会本選で5連覇に挑む。 現在は、全日本スキー連盟の教育本部に所属。国内のみならず、アジア各国にも遠征、各地のインストラクターたちに技術スキーの指導を行ない、スキー人口の裾野拡大に尽力している。 ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/上村幸将、伊藤 剛 ヘアメイク/鈴木パラ(ONTHE) 取材協力/Functional Training Lab ORIGIN 文/吉田奈緒子(LEON.JP)