今年の梅雨の特徴は「短期集中型の大雨」…備えるべき防災グッズは
広島地方気象台は22日に中国地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。 平年より16日、去年より24日遅い梅雨入り。今年の梅雨の特徴は「短期集中型の大雨」です。 23日は南部を中心に18市町に大雨警報が出され、尾道市因島では土砂災害の恐れがあるとして11世帯16人にレベル4の避難指示が発表されました。 和田萌花記者「こちらにはラジオや簡易トイレなど災害時に必要なグッズが並べられています」 梅雨の時期を迎え県は「みんなで減災備えるフェス」を来月8日まで開催しています。スーパーやホームセンターなどおよそ2800の小売店舗でポスターを掲示したり、防災グッズの特設コーナーを設置したりして災害への備えを呼びかけています。 73種類の防災グッズが並ぶジュンテンドー沼田店。 4人家族が3日間しのぐにはなにがどれくらい必要なのでしょうか? ジュンテンドーによりますと水は36リットル、トイレットペーパー2.8ロール、ほかにも防災バッグ、乾電池、ラジオ、マスクなどがあげられます。 防災バッグの中には懐中電灯、携帯トイレ、タオルなど避難に特化したグッズが30点入っています。 高橋和徳店長「ここ最近ゲリラ豪雨が多いので、水をせき止めるための簡易的な土のう袋、水を吸わせるだけの土のう袋の問い合わせが多いです」 こちらの「土のう袋」。膨らむ前は約140gですが、3分間水に浸しただけで約10kgになり、浸水防止に役立てることができます。薄くて軽く、場所を取らずに保管することが可能で手軽に利用することができます。 ジュンテンドー沼田店 高橋和徳店長「災害はいつ起こるかわからないので防災バッグなどは一人一袋というイメージで準備しておいた方が良いと思います」