FIIO、24bit R2R DAC回路搭載のヘッドホンアンプ「K11 R2R」に限定色“レッド”
エミライは、同社取り扱いブランドFIIOから、USB-DAC内蔵の据え置きヘッドホンアンプ「K11 R2R」の数量限定カラー「レッド」を、10月4日より発売する。価格はオープンだが、税込29,700円前後での実売が予想される。 【画像】全3色のカラーバリエーションに 今年8月発売の24bit R2R DAC回路を採用したUSB-DAC内蔵据え置きヘッドホンアンプ「K11 R2R」に、このたび数量限定の新色「レッド」が追加。これにより従来カラーのブラック/シルバーと合わせて、全3色のカラーバリエーションとなる。 製品仕様に変更はなく、R2R DAC回路は4chフルバランス構成で、許容誤差±0.1%/抵抗温度係数30ppmの精密薄膜抵抗器を合計192個使用。再生フォーマットはPCM 384kHz/24bit、DSD256(11.2MHz)ネイティブまでサポート。NOS(ノン・オーバーサンプリング)モード/OS(オーバーサンプリング)モードの2種類の再生モードも備え、切り替えることでそれぞれ異なる音質を楽しめる。 ヘッドホン出力は、6.35mmシングルエンド/4.4mmバランスジャックを1系統ずつ搭載。シングルエンドで460mW、バランスで1,300mW(どちらも32Ω負荷)のパワフルな出力を備える。音量調節機構には、4つの入力と2つの出力セレクターを備えた4ch抵抗ラダー型電子ボリューム「NJW1195A」を採用し、L/M/Hの3段階ゲインの調整にも対応し、それぞれボリュームの増減値を最適化できる。 電源部には、17個もの低ノイズLDO精密レギュレーター、2個のDC - DCコンバーターを採用し、外部カスタム12Vスイッチング電源を組み合わせることで、純度の高い電源供給を追求。超低ESR/高ノイズ耐性の電解コンデンサーも投入している。 筐体前面には高コントラスト/長寿命のLCDディスプレイを搭載。音源のサンプリングレートや音量、ゲイン、出力モードなどの情報を鮮明に表示する。デジタル入力としてUSB Type-C/同軸デジタル音声/光デジタル音声を1系統ずつ搭載。同軸デジタル音声端子はデジタル出力に切り替えて使用することもできる。 再生周波数帯域は20Hz - 50kHz、S/Nは>115dB、THD+Nは<0.0025%。外形寸法は147W×32.3H×133Dmm(フット含む)、質量は約420g。付属品として、ACアダプター、電源ケーブル、USB A to Cケーブル、6.35mm変換アダプターなどを同梱する。
編集部 : 伴 修二郎