ダメな中堅社員がよく口にする「あの言葉」、若手と呼ばれなくなる前に習得すべき6点
中堅の“先”を左右する最重要事項
ここまでは、言ってみればマネジメントの勘所でした。最後に、中堅社員が身につけるべき最も重要なことをお伝えします。それは、現状維持を良しとせず、変化を受け入れ、成長していこうとする意識です。 「ワークライフバランス」という言葉が社会に浸透していますが、最低限の仕事をこなしたり、出世を諦めて仕事を適当に済ませたりする働き方であると誤解してはいけません。健康を損ねてまで、家庭を犠牲にしてまで仕事に没頭しなくても良いでしょうが、適当な仕事をした先に充実した人生はあるでしょうか。 30代はまだ若手であり、成長の余地はいくらでも残っています。この大切な時期をストイックに過ごすのか、それとも適当な仕事で良しとするのか。長期的に見たとき、人生が充実するのは果たしてどちらでしょうか。 中堅社員が理解・習得おくべきこと「まとめ」 ・任せる力 ・明確な目標設定と指示 ・逆算思考 ・責任の所在に対する理解 ・モチベーションマネジメントの落とし穴 ・現状維持を良しとせず成長する意識
執筆:識学 上席コンサルタント 乾 一文