【ガーデニング豆知識】植物を増やす「株分け・挿し木・挿し芽」コツをつかもう&おすすめ樹木や草花を紹介
お気に入りの植物は、株分けや挿し木・挿し芽で増やすことができるのもガーデニングの楽しみのひとつです。 【写真1枚目/全7枚】「株分け・挿し芽・挿し木」の違いを整理。それぞれに向いている植物もこの後の写真で紹介します! 元気が無くなった株を更新して再び楽しむためにも、個人の楽しみの範囲内で、株分けや挿し芽・挿し木にチャレンジしてみるのもおすすめです。 そこで今回は、株分けや挿し芽・挿し木の方法、株分けや挿し木・挿し芽に向いている植物を、参考価格などの詳細情報とともに紹介します。さっそくみていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
株分け・挿し芽・挿し木とは
植物をできるだけ手軽に増やす方法に、株分け、挿し芽、挿し木などがあります。用語として「挿し芽」と「挿し木」は、増やす対象が、前者は草本植物(草花)、後者は木本植物(木)となりますが、同じ意味合いとして使われます。 株分け:植物(多年草)の茎や根を分けて、それぞれの株を成長させる方法 挿し芽(挿し木):植物の枝や茎、葉を土に挿して発根させて成長させる方法 種から育てる方法とは異なり、どちらの方法も本体と同じ性質のクローン株が作れるのが特徴です。株を更新したいときは、株分け、挿し芽、挿し木で増やした株を育てるのが一般的です。 株分けや挿し芽、挿し木に向かない植物もありますが、いずれかの方法で株を増やすことができる植物もあります。 どちらの方法が適しているかは植物の性質にもよるので、あらかじめ調べておくと安心です。
株分け・挿し芽・挿し木に必要な道具は?
株分けや挿し芽、挿し木をするときには、道具があると便利です。特別なものは必要ありませんが、発根促進剤などは使用すると、挿し芽や挿し木が成功しやすくなるでしょう。 ・未使用の土(挿し芽用など) ・鉢底石・鉢底ネット ・ハサミ・カッター ・ポット・鉢・プランター ・わりばし ・発根促進剤 など わりばしは、挿し芽用の細い穴を作るときに便利です。 ハサミやカッターは切り口が潰れないように、切れ味がよいものを用意しましょう。また、刃の部分は使用前に洗っておくなどして、清潔にしておきます。刃に付着した雑菌の侵入を防ぐことができます。 発根促進剤は切り口にまぶしたりすることで、発根率が高まります。使用するときは薬剤の注意書きをよく読み、説明に従って使用しましょう。