「介護と仕事の両立は難しい」…は9割以上。親の介護費用は年金・貯蓄だけでカバーできるのか?
介護費用の備えを見直しておこう
本記事では、「介護と仕事の両立に関する調査」をもとに、現代における介護事情について紹介していきました。 9割以上が「介護と仕事の両立は難しい」と回答しており、現代においては介護離職が社会問題になりつつあります。 それと同時に「介護費用」に悩むシニア世代やその子どもも一定数存在し、「思っていたよりも介護費用がかかってしまった」「介護費用も生活費用も高い」と感じるケースも出てくるかもしれません。 「老後の生活や介護費用は年金・貯蓄でなんとかする」と考えている場合は、ご自身やご家族の年金額や貯蓄額を把握し、「どこまでカバーできるか」を再度見直せると良いでしょう。
参考資料
・株式会社ビースタイル ホールディングス「“介護と仕事の両立”について、どう思う? 「両立は難しい」95.6%「介護することになりそう」52.3%」 ・内閣府「令和4年 高齢者の健康に関する調査結果」 ・厚生労働省「仕事と介護 両立のポイント」 ・公益財団法人 生命保険文化センター 「介護にはどれくらいの費用・期間がかかる?」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・総務省「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」
和田 直子