都築電気、「AI看護師配置支援サービス」の無償トライアルを10月に開始
都築電気は、10月から医療機関向けに「AI看護師配置支援サービス(仮称)」の無償トライアルを開始する。9月26日に募集を開始した。 「AI看護師配置支援サービス(仮称)」は、麻生飯塚病院(福岡県)と麻生情報システム(AIS)との共同研究のなかで開発したもので、現在は飯塚病院内で活用されている。トライアルで得たフィードバックのもとブラッシュアップを重ね、今後のサービス提供を予定している。 医療機関では医療従事者不足が課題となっており、多くの患者に医療サービスを届けるための「看護業務/管理業務の効率化」が求められている。同社は、セル看護提供方式を開発した飯塚病院とAISとのワーキンググループで、医療分野でのAIの活用を共同で研究している。今回のサービスは、「患者数の均等割り」「動線のムダ削減」など、あらゆる看護方式に活用できるように開発されている。導入を通して、公平で効率的な看護師配置を実現できる。 無償トライアルの期間は1カ月間(利用開始日から起算して30日間)。条件は、同社指定スペックのPCの準備があり、同社でアプリケーションのインストールが可能であること。セル看護提供方式を導入している病棟であること。先着順で、使用は1施設1病棟のみ。同サービスのトライアル導入を通して、看護業務のさらなる効率化を体感することができる。