古橋亨梧が2ゴール&前田大然が2戦連発! 旗手怜央もアシストでセルティックが4発大勝
スコティッシュ・プレミアシップ第20節が29日に行われ、セルティックに所属する古橋亨梧が2ゴール、前田大然が2試合連続ゴールを記録した。 今シーズンもスコティッシュ・プレミアシップで圧巻の強さを誇るセルティックは、前節終了時点で15勝2分と無敗を維持しており、2位につけるレンジャーズに勝ち点差「12」をつけて首位を独走している。15日に行われたスコティッシュ・リーグカップ決勝ではレンジャーズをPK戦の末に破って、今季初のタイトルも獲得。チームに追い風が吹くなかでの2024年ラストゲームでは、前節終了時点で4勝2分13敗の成績を残すセント・ジョンストンを本拠地『セルティック・パーク』に迎えた。 古橋に加えて、前節ゴールを決めた旗手怜央がスターティングメンバーに名を連ね、同じく前節得点を挙げた前田がベンチから出番を待つこととなった一戦は、30分に均衡が破れる。ピッチ中央付近でボールを奪った旗手が前を向き、逆サイドのスペースへスルーパスを送ると、待っていたニコラス・ゲリット・キューンが中央への持ち出しから左足でシュートを沈める。旗手がアシストを記録し、セルティックが1点をリードしてハーフタイムに突入した。 後半に入ると59分、セルティックは左コーナーキックをショートで繋いだところからボールを回し、ボックス手前右寄りの位置からの浮き球パスにパウロ・ベルナルドが反応。ダイレクトで合わせたシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球を古橋が頭で押し込む。リーグ戦では3試合ぶりのゴールで勢いに乗った古橋は、直後の64分、右サイドで顔を上げたアルネ・エンゲルスからの低いクロスボールを左足で押し込み、自身この日2点目をゲット。古橋は今季のスコティッシュ・プレミアシップで8点目、公式戦通算では10点目を記録した。 今季の公式戦でのゴール数を2桁に乗せた古橋は、68分の3枚替えでピッチを後にする。同じタイミングで前田がピッチに送り出されると、73分には早速大仕事を果たす。リアム・スケールズを経由して敵陣中央のベルナルドにボールが渡ると、背後への動き出しで前田がボールを要求。切り返しから右足で送られたスルーパスが前田に届くと、ワントラップから右足で冷静に流し込む。前田の今季のスコティッシュ・プレミアシップ4点目、公式戦13点目でセルティックが勝利を決定付けた。 試合はこのままタイムアップ。他会場では2位のレンジャーズがマザーウェルと2-2で引き分けたため、両者の勝ち点差は「14」まで広がった。セルティックとしては4連覇に向けて大きな白星となっている。なお、旗手は前田がゴールを決めた直後の74分にピッチを後にした。 次節は2025年1月2日に行われ、セルティックは敵地でレンジャーズとの“オールドファーム”に臨み、セント・ジョンストンはホームにハイバーニアンを迎える。 【スコア】 セルティック 4-0 セント・ジョンストン 【得点者】 1-0 30分 ニコラス・ゲリット・キューン(セルティック) 2-0 59分 古橋亨梧(セルティック) 3-0 64分 古橋亨梧(セルティック) 4-0 73分 前田大然(セルティック)
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