日本旅行業協会、若者の海外旅行離れは「国の競争力に関わる問題」、国に補助・支援策を要望
休み方改革は産学官の連携が不可欠
記者懇談会では、旅行業界の現状と課題、今後の発展に向けて必要な事柄などを説明。髙橋氏は今後、旅行業が発展・成長するためのあり方として5つのポイント「海外旅行の拡大」「高付加価値化」「協調と共創」「休み方改革」「人材確保」をあげた。 このうち、「休み方改革」については、平日の休みを促進することで旅行総需要の拡大とともに、「需要の平準化によるオーバーツーリズムの解消にもつながる」(髙橋氏)と考える。全国知事会の「休み方改革プロジェクト」によるラーケーションを取り上げ、「この実現には産学官の連携が不可欠」とし、JATAとして全国の自治体や教育関連組織、経済界と連携して、ラーケーションの普及を含む日本人の休み方改革に、全般的に取り組む考えを示した。
トラベルボイス編集部