豊田市博物館で「SDGsマルシェ」 アップサイクル製品お披露目・販売も
「博物館×SDGsマルシェ」が12月8日、豊田市博物館(小坂本町5)の庭園で開催された。(豊田経済新聞) 【写真】豊田市博物館で「SDGsマルシェ」 アップサイクル製品お披露目・販売も 持続可能な開発目標(SDGs)を推進する豊田市未来都市推進課と、市内の農業や食、文化などを紹介しているフリーペーパー「耕Life」が企画した同イベント。「ミライの技術と、自然と調和した丁寧な暮らし」をテーマに、リサイクル素材を使ったキーホルダー作りや木工体験などの体験ブース、アップサイクル商品の販売ブース、地元の食材を使った料理が味わえるキッチンカーなど合わせて21ブースが出展した。 会場中央に設けられたステージでは、豊田市内などで活動する歌手らによるライブ演奏や、消防服を使ったアップサイクル製品のお披露目などが行われた。 メインのSDGsトークショーでは、「WE LOVE とよたスペシャルサポーター」でタレント・モデルとして活躍中のヴィトルさんと、お笑い芸人でテレビの情報番組やラジオパーソナリティーとして活躍する大前りょうすけさんが、身近に暮らす外国人との共生や子育てエピソードなどを披露。今夏、双子が生まれたヴィトルさんと8カ月の乳児の父親でもある大前さんに、2歳と4歳の子供を育てる女性司会者も加わり、自身の育児体験を踏まえ、子育てを取り巻く環境や男女の意識の変化などについて紹介した。 このほか、今回のテーマに沿って設けた「企業PR」のブースでは、アップサイクル商品の販売や廃棄される花を使ったフラワーアート、食品ロスを削減する取り組みなどを紹介。福祉事業者のブースでは、農福連携で生産された農産物の販売などを行い、来場者は楽しみながら持続可能な暮らしについて学んだ。
みんなの経済新聞ネットワーク