【第5世代MINI】ガソリンエンジンを搭載した新世代ミニついに登場!
ローンチは3ドアから。追って5ドア、コンバーチブルを投入
モデルコードF66。BEVが先行して披露されていた第5世代MINIですが、ついにガソリンエンジンを搭載した、おそらく最後の内燃機関搭載モデルになるであろう新型MINIが発表されました。新世代MINIの特徴は素のMINIはなく、すべてのモデルが“ミニクーパー”というワンワードの車名となるのも特徴です。 【画像】ガソリンエンジンを搭載した新世代ミニついに登場!
ユーロ圏の欧州、右ハンドル仕様がデフォルトの英国ともに価格を発表済み。ローンチは3ドアから始まるようですが、追って5ドア、コンバーチブルが登場します(クラブマンはナシ)。生産地は継続して英国オックスフォード。BEVはドイツ生産なのでMINI好きはこんな部分も刺さるポイントなるでしょうか。
●パワートレイン クーパーC:1.5L直3ターボ 最高出力156hp / 最大トルク230Nm クーパーS:2.0L直4ターボ 最高出力204hp / 最大トルク300Nm
それぞれの0-100km/h加速はクーパーCが7.7秒、クーパーSが6.6秒。ボディサイズは全長3877×全幅1744×全高1432mm、ホイールベースは2495mm。先代とは全長で+12mmなので、実サイズはほぼ変わりません。エクステリアデザインはもう完全に第5世代。
気になる価格はクーパーCが2万8900ユーロ、クーパーSが3万5250ユーロから。各国税制が異なりますので参考程度にお考えください。まだまだ情報は少ないのです、どうやらパフォーマンス型のクーパーSの方がステアリング径が小さいといいます。
●モデル構成 英国:クラシック/エクスクルーシブ/スポーツ 北米:エッセンシャル/クラシック/フレーバー/JCW
外観のインパクトもさることながら、大きな進歩を感じるのはミニマルなインテリアかもしれません。中央の大きなOLEDインフォテインメントディスプレイはまんまBEV風に見えます。現段階では日本仕様の内容はわかりませんが、音声認識対応型であることは間違いなさそう(MINIオペレーティングシステム9搭載)。
さて、コレで来るべき3月2日MINIの日への期待が高まりましたね。実際のところ、日本のMINIディーラーでも既にウェイティングリストを構築中。公式発表は秒読み段階。興味ある方は正式発表を待たず各拠点のセールススタッフ諸氏を訊ねるべかと思う次第。2024年をMINIとともにお過ごしください。 Text:Seiichi Norishige
教重 誠一