J1京都、アウェー鹿島戦白星ならクラブ史上初 キャプテン川崎颯太不在も鬼門突破なるか
京都のDF福田心之助が10日、鬼門突破を誓った。13日の鹿島戦(カシマ)へ向け、京都・サンガタウン城陽でトレーニング。実戦形式の練習ではチョ貴裁監督から大声で指摘される場面もあり、「サイドバックの難しい対応のところをああやって練習で言われて、できるのはプロの中ではない。チョさんだからできる練習。僕はそれを求めて京都に来ている。ありがたいこと」と、日々成長を実感。「今シーズンは福田がいろんなゲームを救ったと言われるプレーをしたい」と意気込んだ。 鹿島には9試合連続勝ちなしで、アウェーでは1996年の初対戦から11敗2分け。勝利すればクラブ史上初だが、直近2試合は無得点で連敗を喫している。新外国人のFWマルコ・トゥーリオは7試合で来日初ゴールは飛び出していないものの、「ゴールが取れてないからって心配はしていない」と前向き。昨季、鹿島戦2試合に出場した福田は「勝てていないのが事実。強い相手」と気を引き締めた。 13日からは、MF川崎颯太がU―23日本代表に選出されているため、キャプテン不在の試合が続く。チームはJ2降格圏内ギリギリの17位。チョ監督は「開幕から7試合、何もできなくて勝ち点を落とした試合はない。相手を変に意識しすぎずできれば」と静かに闘志を燃やした。
報知新聞社