バニャイアがレコード更新でプラクティスのトップ。0.065秒差でビニャーレスが2番手に続く/MotoGP第8戦オランダGP
6月28日、2024年MotoGP第8戦オランダGPのプラクティスがTT・サーキット・アッセンで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がオールタイムラップ・レコードを更新してトップだった。 【写真】マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)/2024MotoGP第8戦オランダGP フリー走行1回目は気温20度、路面温度35度のドライコンディションで行われた。セッション序盤からマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)がトップに立ち、2番手にはホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、3番手にはマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)が続く。 セッション中盤には上位のポジションが変わり、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップに浮上。アレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が2番手に、マルク・マルケスは3番手となった。 残り時間1分を切って、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPレーシング・チーム)がトップタイムをマークする。フリー走行1回目はディ・ジャンアントニオがトップ。バニャイアが2番手、マルク・マルケスが3番手で終えた。 4番手はラウル・フェルナンデス(トラックハウス・レーシング)、5番手はファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は18番手だった。 プラクティスは気温21度、路面温度38度のドライコンディション。残り時間が30分になるころ、トップはバニャイア、2番手がマルティン、3番手がビニャーレスという状況だった。 各ライダーのタイム更新が激しくなるセッション終盤の残り時間11分、ビニャーレスが1番手タイムを記録する。しかしすぐにバニャイアがそのタイムを上回る1分31秒340を記録し、再びバニャイアがトップにつける。バニャイアのタイムはオールタイムラップ・レコードを更新するものだった。 バニャイアはトップでプラクティスを制した。0.065秒差の2番手はビニャーレス、3番手はアレックス・マルケスだった。4番手は終盤に転倒を喫したアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)、5番手がマルティンで、マルク・マルケスは6番手につけた。 クアルタラロは予選Q2ダイレクト進出となる10番手に0.041秒及ばず、11番手。中上は19番手だった。 [オートスポーツweb 2024年06月28日]