【順位:F1オーストリアGP】まさか...ドラマが起こった!フェルスタッペンとノリスが接触でパンク、ラッセルが棚ぼた優勝!角田裕毅14位、リカルド9位/F1オーストリアGP
F1第11戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の決勝レース(71周)が行われた。 ●【2024F1第11戦オーストリアGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数/タイムスケジュール・全セッションの結果 優勝はジョージ・ラッセル(メルセデス)、2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。 ■終盤にドラマ! レース終盤の64周目、ドラマが起こった。ターン3でトップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にランド・ノリス(マクラーレン)がアウト側から仕掛けたが、フェルスタッペンもアウト側にやや寄りながら防御。その際、サイドバイサイドになった時にリアタイヤ同士が接触!これでノリスの右リアとフェルスタッペンの左リアがパンクした。 なんとか2台ともピットに戻ったが、フェルスタッペンはタイヤ交換して復帰したものの、ノリスはパーツを壊してしまっており、マクラーレンはピットでリタイアを選択した。 これで漁夫の利を得たのがジョージ・ラッセル(メルセデス)だった。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はカルロス・サインツ(フェラーリ)を抜いてラッセルを猛追したものの、バーチャル・セーフティカーが入ったこともあり周回数が足りなかった。 ■18位アロンソが“意地”のファステストラップ ソフトタイヤに履き替えたフェルスタッペンは怒濤の走りでファステストラップをマークしていたが、今回は後方に沈んで苦戦していたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がミディアムタイヤでファステストラップを奪った。 しかしファステストラップで得られる1ポイントは、10位以内に入賞した者にのみ与えられるため、18位のアロンソは一発の速さを示しただけのファステストラップとなった。 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢の順位は、以下の通り。 5位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 7位 セルジオ・ペレス(レッドブル) 9位 ダニエル・リカルド(RB) 14位 角田裕毅(RB) ■F1オーストリアGP:暫定結果 1 G.ラッセル(メルセデス) 2 O.ピアストリ(マクラーレン) 3 C.サインツ(フェラーリ) 4 L.ハミルトン(メルセデス) 5 M.フェルスタッペン(レッドブル) 6 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 7 S.ペレス(レッドブル) 8 K.マグヌッセン(ハース) 9 D.リカルド(RB) 10 P.ガスリー(アルピーヌ) 11 C.ルクレール(フェラーリ) 12 E.オコン(アルピーヌ) 13 L.ストロール(アストンマーティン) 14 角田裕毅(RB) 15 A.アルボン(ウィリアムズ) 16 V.ボッタス(Kickザウバー) 17 G.ジョウ(Kickザウバー) 18 F.アロンソ(アストンマーティン) 19 L.サージェント(ウィリアムズ) 20 L.ノリス(マクラーレン)