センバツ2023 組み合わせ抽選 彦根総合、光(山口)と初戦 第5日第1試合 /滋賀
◇「いよいよ実感」 18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。彦根総合は大会第5日の第1試合(午前9時開始予定)で光(山口)と対戦する。センバツ初出場同士の対戦となり、彦根総合は全国制覇の目標に向け、初戦突破を目指す。 光は主将でエースの升田早人投手(2年)を中心とした堅い守りと、粘り強い打線が持ち味。昨秋の中国地区大会では準優勝した。夏の甲子園には過去2回出場しているが勝利は挙げていない。 彦根総合の選手らは同校の教室でオンライン中継を見守り、対戦相手が決まると歓声が上がった。武元駿希投手(2年)は「いよいよ甲子園だという実感が湧いた。相手は投手が良く、自分たちと似ているという印象。投手戦になると思うが、投手層の厚さで勝負したい」と話した。打撃の中心の田代奏仁選手(同)は「投手陣が抑えてくれるので、2ストライクからの粘りの打撃で3、4点は取りたい」と意気込む。 チームは11日から和歌山県で練習試合を重ね、実戦感覚を取り戻しながら甲子園入りする。【飯塚りりん】