【現役ドラフト】中日、楽天の2年目サイド右腕・伊藤茉央を指名 今季は2軍で41試合登板、防御率2・64の成績残す
プロ野球で出場機会に恵まれない選手の移籍の活性化を目指す第3回現役ドラフトが9日、非公開で行われ、中日は楽天の2年目サイド右腕、伊藤茉央(まお)投手(24)を指名した。 右投げ左打ち、176センチ、80キロの伊藤茉は福島県喜多方市出身。喜多方高、東農大北海道オホーツクをへて、2023年ドラフト4位で楽天に入団した。ルーキーイヤーから1軍デビューを果たすとプロ初勝利を挙げるなど、25試合で1勝0敗、3ホールド、防御率3・27の成績を残したが、2年目の今季は1軍で6試合登板のみに終わり、防御率7・94と苦しんだ。その一方で2軍では41試合に登板し、防御率2・64と安定した成績を残していた。 中日は2022年の第1回現役ドラフトでDeNAから細川成也外野手(26)を獲得。翌23年シーズンに打率2割5分3厘、24本塁打とブレークし、今季も2年連続20本塁打となる23本塁打を放ち不動のレギュラーとして花開かせた。昨年の第2回ではヤクルトから梅野雄吾投手(25)が加入し、今季18試合に登板している。
中日スポーツ