「血なまぐさい昭和のスタイルを殺さずに突き詰めていきたい」日本人女子による初の“血闘”は田村潔司の弟子から藤井恵の弟子がギブアップ勝利!
22日、両国国技館にてジョシュ・バーネットが主催する『ブラッドスポーツ武士道』が開催。第4試合では小波vs福田茉耶が行われた。 『Bloodsport(ブラッド・スポーツ)』は米国のGCWを母体としてジョシュ・バーネットが主宰する格闘技色の濃いプロレスの大会。試合はノーロープのリングで行われ、3カウントフォールではなくギブアップかKOでの決着のみが認められるという、まさに“血闘”が展開される。 2019年からジョシュが主宰してきた今大会には鈴木みのるを始めとした数多くの日本人選手が参戦しており、国内ではあまり見られない組み合わせのビッグカードも実現してきた。 今年2月に日本初上陸が発表され、トーナメントを含む全10試合が行われる事となった。
唯一組まれた女子の試合となり、GLEATの福田には田村潔司と田中稔が、藤井惠の弟子であるスターダムの小波にはパンクラスMISSIONの鈴木みのると佐藤光留がセコンドにつき試合開始。 小波がタックルからグラウンドで主導権を握っていき、小波のアキレス腱固めを福田が回転して場外に落下して逃れようとするも、小波は離さずに場外で逆片エビ固めで絞り上げる。 リングに戻ると福田が空手仕込みの多彩な蹴りで攻め込んでいくが、バズソーキックを避けた小波がアキレス腱固めで捕らえギブアップを奪った。 試合を終えた小波は「今日はスターダムが代々木でビッグマッチだったんですけど、無理を言ってBloodsportに参戦させてもらった理由は、私のファイトスタイルとして昭和の血なまぐさい感じのプロレスが大好きなので、今日こっちに参戦させてもらいました。今の流行りのプロレスは派手で華やかかも知れないけど、私はもっともっとこういう血なまぐさい昭和のスタイルをこれからも殺さずに突き詰めていきたいと思います。そして、鈴木みのる、佐藤光留がセコンドに付いてくれたのがメッチャ心強かった!これからはあの2人に練習教えてもらいたいなと思います。ありがとうございました!」と笑顔でコメントした。