引き抜き爆弾で焼け野原になったアクトレスガールズが暴力が支配する『ストロング暴力スタイル』へ!「期待するだけバカを見る。でも力は裏切らない!結果が全てだ!」
14日、新木場1stRINGにてアクトレスガールズ『ACTwrestling Step44』が行われた。 前回公演のラストでは、マリーゴールドに移籍した選手たちの件などを受けて現在のアクトレスガールズの状況にMARUが「皆自分勝手に好き勝手なことばっかりやってよ!お前らマジふざけんな!」とブチ切れて内部分裂状態に。 どうなるのか不明なまま新体制になることがにわかに予告されていたが、事前にSNSではGLEATなどを主催するLIDETの鈴木裕之社長がナレーションを務める映像が『#ストロング暴力スタイル』などのハッシュタグとともに流されており、「2024年4月、アクトレスワールドは宇宙人による引き抜き爆弾で崩壊されたかにみえる。しかし、アクトレスワールドの国民は死に絶えてはいなかった。残されたアクトレスワールドは暴力が支配する世界へと変化しつつある。アクトレス、ショック!」というナレーションとともに、マリーゴールドに移籍した選手たちがUFOで拐われ、まるで核の炎に包まれたような世界でヒャッハーしそうなバイクに乗った惡斗、MARU、茉莉、入江彩乃、新井みずか&ゆふぁが登場し走り去っていた。
今回の公演のオープニングダンス後に現れたMARUは「崩壊寸前のアクトレスガールズ、お前ら哀れみの目向けられてんのわかんねぇのか?エース、ホープ、元チャンピオンが宇宙人に囚われて、ここ立て直せんのか?またここ狙われるんじゃねーのか?今までと同じじゃダメなんだよ!ここに残ったヒールたちで、ストロング暴力で仕切る集団にする。強さでもぎとったほうがわかりやすいだろ!その方が社長も喜ぶよ!それともここ潰すか?理想は、思想は!一つで良い。ここは悪に満ちた集団にするんだよ。地獄の集団!アクトレスキラーズだ。わかったか?アクトレスの、タイムのオーバーだ」と、惡斗&茉莉とともに才原茉莉乃を主軸としたベビーをボコボコに。 試合中もキラーズは介入や襲撃を繰り返し、場外乱闘でも客席を巻き込む大乱闘へ。 メインイベントでは才原茉莉乃&水嶋さくら&なる&かなみっくvsMARU&惡斗&茉莉&グレート朝子の8人タッグマッチが行われ、かなみっく&さくらの連携やなるのハイスピード、茉莉乃の柔道殺法で攻め込んでいくが、キラーズの凶器攻撃や圧倒的な実力差に歯が立たず、最後は茉莉の熨斗紙&惡斗のコンプリートショットの連携からMARUがMARUロックマフラーで茉莉乃を捕らえギブアップを奪った。 マイクを持った茉莉は「おい茉莉乃どうした!お前はこんなもんなんだよ!ヒーローは必ず勝つ?今勝たなきゃ、今力がなきゃなんの意味もねーんだ!なぁ何に期待した?何を期待してる?期待するだけバカを見る。でも力は裏切らない!結果が全てだ!わかったか?」と蔑み、惡斗は「私等は世界一の悪を目指す!焼け野原にしてやるよ!ザッツ・オール!以上!」とアピールしキラーズを率いて会場を去る。
ボコボロになりながらも茉莉乃は「力の差は、この元気があれば!絶対絶対絶対、越えて見せる!絶対に、ヒーローは、悪に屈しない!」と心の炎を灯し、アクトレスガールズファンの思いも背負い悪を打倒することを約束した。 手段を選ばない強さこそ『ストロング暴力スタイル』だというキラーズ。かつてプロレスラーとして活躍したキラーズが、アクトレスガールズに戦いの厳しさを叩き込む。