「コーヒー、トースト、サラダで1350円」「観光客で溢れているが」…。喫茶トリコロールの「ちょい高モーニング」の“超正直な感想”
チェーン店の外食モーニングをこよなく愛するライター・ブロガー、大木奈ハル子さんの連載「チェーン店最強のモーニングを探して」では、さまざまなチェーン店のモーニングをご紹介しています。 第107回、ご紹介するのは「喫茶トリコロール」です。 飲食チェーンがひそかにしのぎを削っているジャンル、それが「モーニング」です。集客の弱い時間帯である午前中の売り上げを強化すべく、朝の数時間だけ提供される限定メニューは、コスパ抜群かつ店の特色が強く表れ、どれも魅力にあふれています。 【画像18枚】レトロな内装も魅力的!土日の朝に食べたい「トリコロールのモーニング」はこんな感じ
が、しかし! 今回ご紹介する「トリコロール」のモーニングセットは、コスパ抜群ではないかもしれませんが、平日の朝から行列ができるほど大人気。重厚なレンガ造りの外観は、レトロでいい雰囲気を醸し出しています。 栗色に輝くツヤツヤの開店ドアを回して店内に入れば、クラシックが流れる、優雅な空間が広がっていました。 ■古き良き昭和の香りが漂う、銀座トリコロール本店 喫茶「トリコロール」を運営する株式会社トリコロールは、トリコロールもしくはトリコ名義で14店舗、「BURDIGALA(ブルディガラ)」名義のカフェスタンドやベーカリーカフェを12店舗を含め、50店舗以上を展開する飲食チェーンです。
【画像18枚】レトロな内装も魅力的! 土日の朝にトリコロールのモーニングはこんな感じ 「トリコロール」は、本店の銀座店のみ路面店で、それ以外は三越や高島屋など百貨店を中心に出店しています。いずれも、高級路線の喫茶室で、古き良き昭和の香りが漂う落ち着いた店作りが特徴です。 今回訪れたのは、GINZA SIXから徒歩1分、銀座5丁目交差点を1本下がったあづま通りにある「銀座トリコロール本店」。 昭和11(1936)年創業、御年なんと88歳になる銀座の老舗喫茶店です。
■メニューは2種類のみの潔さ モーニングメニューの提供時間は朝8時から11時30分まで。メニューは2種類のみの潔さです。 ・モーニングセット(トースト、サラダ) 税込550円 ・トーストセット 税込330円 上記セットを注文する際は、別途ドリンクのオーダーが必要です。モーニングドリンクの種類は9種類。 ・アンティークブレンドコーヒー 税込800円 ・カフェ・オ・レ 税込890円 ・トアルコ・トラジャ・コーヒー 税込930円