「コーヒー、トースト、サラダで1350円」「観光客で溢れているが」…。喫茶トリコロールの「ちょい高モーニング」の“超正直な感想”
・アイスコーヒー 税込890円 ・アイスカフェ・オ・レ 税込980円 ・オリジナル・ブレンドティー 税込800円 ・アイスアールグレイティー 税込890円 ・生搾りオレンジジュース 税込1150円 ・生搾りグレープフルーツジュース 税込1150円 つまりお値段はなかなかのもの。ブレンドコーヒーとトースト、サラダのモーニングのお値段は、税込1350円なり。 しかしながら、銀座の一等地という立地や、ネクタイをきりりと締めウェイターベストを着こなしたホールスタッフの丁寧な接客、モールディングが施された壁、ベルベット張りの椅子、そしておいしいコーヒーに古き良きモーニングと、お値段以上の満足感を得ることができました。
■喫茶トリコロールのモーニングセット550円 モーニングセットのプレートは、山食パンのトーストとサラダで550円。金色のトリミングがされた、ラウンドプレートからは、なんとなく気品が漂っています。 ゆで卵もなければ、ヨーグルトもありません。なんだかそっけないけれど、これがなんともおいしいのです。 山食パンは小さめサイズですが、極厚にカットされています。軽くトーストされたきつね色の表面は水分が飛んでカリッと軽やか。噛むとザクザクといい音がします。
パンの内側はさっくりした質感で、シンプルな味わい。パンの原料が上質なのか、旨みがぎゅっと詰まっていて、噛めば噛むほど口の中に小麦のおいしさが広がります。 ■シンプルだが隙のない完成度の高さ 8年ほど前に食べたモーニングは、現在の山食パンではなくて四角い角食パンだったため、創業当時のままではなく、リニューアルはされているのでしょうが、ノスタルジックな純喫茶モーニングの雰囲気は今も健在です。 トーストに添えられたジャムとバターも、これまたおいしい。
バターは塩気もコクも強め。ジャムは甘さ控えめかつフルーティー。重ねて塗ると甘じょっぱさがたまりません。 こちらもトーストと同じく「多分いいもの使ってるんだろうなぁ」という、完成度の高いおいしさ。大した量じゃないのに、名脇役としてキラリと存在感を発揮しています。 サラダは、フリルレタスに、赤と黄色のパプリカが1切れずつ、半分にカットされたミニトマト1個分。量的には少なからず、決して多からずといったところです。