【日経新春杯 1週前追い切り】サリエラは1馬身遅れも国枝調教師は気にせず「この馬としてはまずまず」
《美浦》エリザベス女王杯7着のサリエラ(国枝、牝6)はWコースで6ハロン82秒3―12秒2。ゴール前で脚を伸ばすも、身上の切れ味は身を潜めて外エリカヴィータ(OP)に1馬身遅れた。「馬場がボコボコで、推進力につながらなかった。前回も最後は脚を使えていたし、この馬としてはまずまず体をキープできている。あとは中京の馬場がどうか」と国枝調教師。 昨年5月のメトロポリタンS以来となるバトルボーン(林、牡6)は、Wコースで横山騎手を背に3頭併せ。僚馬2頭に半馬身遅れたが、力強いフットワークを見せて5ハロン68秒8―11秒5をマークした。林調教師は「中間はいろいろなシチュエーションを試していて、きょうもしっかり動けていた。左回りは良績だし、距離もちょうどいいと思う。能力ある馬なので、重賞タイトルを取れるように頑張りたい」と力強く語った。