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いま、SNSやネット上のコミュニティで、「サレ」「シタ」という言葉が飛び交っている。「サレ」とは浮気をされた側、「シタ」とは浮気をした側を指す言葉だが、これまで誰にも秘密を打ち明けられなかった「サレ妻(夫)」が、ただで済ますものかとばかり、浮気の経緯をSNSやコミュニティで発信するという行為が、なかば社会現象化しているのだ。なかには、探偵による浮気調査や親権獲得への流れを“実況中継”する猛者も。 【マンガ】ラブホテルの中まで追跡する探偵の「必需品」 「いま、それこそ刺し違える覚悟をもったサレ妻(夫)たちが、立ち上がり始めているんですよ」――こう話すのは、ベテランコミック編集者のSさん。彼女も夫の不倫をきっかけに離婚したばかりの、当事者だ。 本稿では、このSさん自身の壮絶な実体験をマンガ化した『探偵をつけて浮気に完全勝利する』(ワニブックス刊)より一部を抜粋し、Sさんが実際に依頼したプロの浮気調査探偵による「壮絶テクニックの実態」について、徹底解説していく。 前回記事はこちら:「彼女でもいるの？」と聞くと…「サレ妻」になったマンガ編集者が気づいた、不倫している夫「3つの特徴」

お金が理由で「探偵事務所」を諦めなくてもOK

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「夫(妻)の様子がおかしい」「もしかして、浮気？」と疑っても、「お金がかかるだろうし」「どんな探偵事務所に頼んでいいのか、わからない」……といった理由から、泣き寝入りする人も多いことだろう。だがしかし、相手の不倫が理由で離婚するにもかかわらず、充分な証拠が得られないまま、相手に有利に事が運ばれては、たまったものではない。 そこで、以下に紹介するSさんの実体験は、多くの「サレ」たちにとって、大きな希望となるのではないだろうか……。 「以前、浮気マンガ(『平凡な主婦　浮気に完全勝利する』)を担当したときに、都内大手の探偵事務所を取材していたのですが、いざ自分がとなると、やはり悩みましたね。大手では、たとえば150万円を一括で払い、チケット制のように時間を使っていくというシステム。早く証拠がとれてチケットが余れば返金してもらえますが、証拠もとれない、お金もかかるじゃ“ダブルパンチ”すぎますよね」――まさに、Sさんの言う通りだ。 「ということで、わたしも『探偵なんてお金がないと雇えない』って思っていたうちの一人ですが、実際に依頼した探偵事務所では、初動の『手付』費用が3万円、その後の稼働時間もグロス(20万円)でお願いできたんです！ つまり、金銭面での相談にも応えてくれる、信頼できる探偵さんに出会えた、というわけですね。実体験をマンガ化しようと思ったのも、かならずしも『探偵=高額費用』ではないということを、伝えたかったんですよ」 探偵の探し方、悪徳探偵事務所を避けるコツ、探偵事務所と契約するときの手順などは、Sさんの実体験のすべてをマンガ化した先述の書籍に詳しいので、参照されたい。その上で、本稿では「では、プロの探偵って、どんな調査をしてくれるの？」という部分にフォーカスし、以下、ピアレス探偵事務所にくわしく解説いただこう。