石破茂氏は玉木雄一郎に「総理就任」を依頼せよ…「大敗」した今だからこそ望むもの
私は法の支配を望むから
だから、私は多くの国民と同じように保守的な政権を望む。これまでは自民党しかなかった。これからは、自民党と国民民主党が、そして公明党が力を合わせて、国民が保守的な政治の行われる日本で安心してすごせるようになる。すべては玉木新総理と石破自民党総裁にかかっている。やっぱり保守なのだと国民が思い、大きな拍手を送る結果になることを望む。 それでなければ? 私の悪夢が実現するかもしれないと心配せざるを得ない。 私は、深夜、自宅の扉をコツコツと叩かれ、そのまま拘束されて行方不明になることを怖れる。私は法の支配を望む。だが、世の中は私が決めるわけではない。なるようにしかならない。 現に、この国は北朝鮮に拉致された人々を見過ごし、中国で収監されている人々から目を逸らして豊かに暮らしてきたのだ。 その祖国はどこへ行くのか。 石破氏の決断があれば、国民民主党と自民党、そして公明党中心の政治が法の支配を維持発展させると信じることができる。 そうでなければ? 「或る」ポピュリストが、本来は保守的だったはずの国民の魂を掴むことになる。私は深夜のノックの音に怯えて暮らすことになる。私は、、そうした未来が来ないことを、国民の全てとともに、決して来ることのないものとして理解したい。 全ては、石破氏の玉木氏への懇請にかかっている。 連載「牛島信の眼」バックナンバーはこちらから
牛島 信(作家・弁護士)