不動のセッティングで今季6勝目 竹田麗央の1Wは非売品の“専用モデル”
◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 最終日(8日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄)◇6670yd(パー72)◇晴れ(観衆3214人) 厳選画像を大量アップ!「日本女子プロ選手権」フォトギャラリー 竹田麗央が初日から首位を守り切る“完全優勝”で国内メジャーを初制覇した。通算19アンダーは2021年に制した稲見萌寧の「大会最多アンダーパー」に並ぶ記録だった。 住友ゴム工業(ダンロップ)の最新モデル「MKII」シリーズは、「ZX5」、「ZX5 LS」、「ZX7」の3機種を展開する。同社と契約を結ぶ竹田が使用するのは市販されていないZX7のLS(ロースピン)タイプ。ZX7はウエートがソール後方のトウ側とヒール側に配置されているのに対し、竹田のZX7にはソールの前方と後方に装着されている。 同社の担当者によると、プロトモデルのウエート配置は竹田にとって理想のスピン量(2000~2100rpm)を生み出すポイントになっているという。12番と16番で計測された4日間の平均ディスタンスは全体2位の「271.5yd」をマーク。竹田は飛距離が「アドバンテージになった」と話した。 多少の微調整はあっても、基本的なクラブセッティングは開幕戦から変わっていない。4月「KKT杯バンテリンレディス」の初優勝を皮切りに今季6勝目。21歳が巻き起こしている旋風は、勢いを増すばかりだ。
<最終日のクラブセッティング> ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II プロトタイプ(8.5度) シャフト:グラファイトデザイン Tour AD UB(長さ45.25インチ、重さ50g台、硬さX) グリップ:イオミック フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX Mk II(3番15度) シャフト:グラファイトデザイン Tour AD UB(重さ60g台、硬さS) ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX Mk II ハイブリッド(3番19度、4番22度) シャフト:グラファイトデザイン Tour AD DIハイブリッド(重さ70g台、硬さS) アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(5番)、ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II(6番~PW) シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS) ウェッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(50、54、58度) シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS) パター:オデッセイ Ai-ONE #7 S ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR