兵庫子ども支援団体、学習支援プログラムの受講生を募集開始
認定特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体は、小学4年生から高校生を対象とした学習支援プログラム「明石かがやき」と「ハイスペース」の2025年度参加者募集を2025年1月5日に開始した。申込期間は1月31日まで。 【画像】「明石かがやき」で目指す力の育成 同団体は「子供が笑って過ごせる地域の形成」を目指し、学習支援・体験活動・進路相談を実施している。今回募集するプログラムには、学業の向上だけでなく、社会性や主体性を育む目的も含まれる。 「明石かがやき」は、2025年4月2日時点で小学4年生から中学3年生の子供(2010年4月2日から2016年4月1日の間に生まれた子供)が対象。個別指導やグループワーク、高校入試対策、模試の実施、体験活動などを通じて、子供たちの「生きる力」を育むプログラムとなっている。毎週土曜と日曜に実施し、参加費は月0~500円(家庭環境による減免措置あり)。定員は若干名で、申込者多数の場合は家庭環境や子供の状況を加味して選考する。 「ハイスペース」は、高校生を対象に進路実現を支援するプログラム。学習サポートに加え、進学や就職の相談、学校課題のフォローアップ、高卒認定試験対策などを提供。全日制高校生の低所得世帯や通信制・定時制高校生、または学校に通っていない子供たちが対象となっている。毎週日曜に実施し、参加費は月500~1,000円(家庭環境に応じた減免措置あり)。定員は若干名。 「明石かがやき」と「ハイスペース」とも、仮申込フォームから申し込みが可能。募集詳細や問い合わせ先については、公式サイトを確認されたい。 同団体は2013年に設立され、地域での学習支援や子供の居場所づくりに力を注いできた。活動の評価を受け、「よみうり子育て応援団大賞 奨励賞」や「明石市教育功労賞」などを受賞している。
こどもとIT,編集部