センバツプラカード揮毫 福岡・太宰府高書道部 長崎日大、海星など4校 /長崎
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会に九州から出場する長崎日大、海星、大分商、沖縄尚学の4校が開会式などで使用するプラカードの文字を福岡県太宰府市の県立太宰府高校書道部員が揮毫(きごう)した。 例年、プラカード文字の揮毫は「書の甲子園」として知られる「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社など主催)の団体の部で地区優勝した高校が担当し、太宰府高が揮毫するのは2016年の第88回大会以来。 長崎日大は2年、稲永楓香さん▽海星は3年、江崎果音さん▽大分商は同、今泉冴耶さん▽沖縄尚学は同、渡辺音乃さん――が筆を執り、それぞれ得意な書風で半紙に学校名を1文字ずつ丁寧に書き上げた。 長崎日大を受け持った稲永さんは「昨年の大会で粘り強い試合をしていたので、横の線を粘り強く長く書きました。応援しています」。海星を隷書で書いた江崎さんは「普段は柔らかく書きますが、力強さを出し、迫力ある雰囲気になったと思います。出場回数が多いと聞いているので頑張ってほしい」と話した。【桑原省爾】 〔長崎版〕