Jリーグ勢の金額は? ACLEクラブ市場価値ランキング11位。衝撃の大敗…。史上初の制覇を目指す名門
2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が開幕した。近年はキャリアの晩年を迎えたベテランだけでなく、これから最盛期を迎える注目の若手選手もアジアのクラブへ移籍するケースもあり、アジアの注目度は急速に高まっている。今回はACLE出場クラブの最新市場価値最新ランキングを紹介していく。※情報サイト『transfermarkt』が算出した金額を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月23日時点
11位:横浜F・マリノス(日本) 監督:ジョン・ハッチンソン 2024リーグ戦成績:9位 総市場価値:1755万ユーロ(約28億円) 最高額選手:アンデルソン・ロペス(市場価値:200万ユーロ/約3.2億円) 前回のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝では、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインに衝撃的な敗戦を喫して、クラブ史上初のアジア王者のタイトルを逃した横浜F・マリノスが11位にランクインした。 チーム内で100万ユーロ(約1.6億円)を超える市場価値を持つ選手は5名おり、その中にはマリノスの看板でもあるブラジル人トリオが君臨している。 FWアンデルソン・ロペス(200万ユーロ/3.2億円)、ヤン・マテウス(150万ユーロ/約2.4億円)、エウベル(100万ユーロ/約1.6億円)らで形成される強力3トップは破壊力抜群で、今季のリーグ戦におけるチームの総得点の半分以上は、この3人の関与から生まれている。 トップ下では海外から戻ってきた西村拓真(110万ユーロ/約1.7億円)が縦横無尽に動き回り、中盤には短いパスでリズムを生み出す渡辺皓太(100万ユーロ/約1.6億円)が試合をコントロールしており、攻撃面は相変わらずの充実ぶりだ。 一方で、昨季のリーグ戦と比べてすでに10以上も多い失点数が今のマリノスの問題点であることは間違いない。実際に、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ初戦では7失点の大敗、直近のJリーグでは6失点と、2試合で合計13失点という守備の脆さを改善できない限り、アジア王者に近づくことは難しいだろう。
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