ハイっ!胸を開いて肩甲骨をギュッと寄せよう/可動域MAXへの道 ♯4 肩関節編2
冬の間に可動域をグイグイ広げる短期連載企画。第4回は肩関節の第2弾(初級編・上級編)を紹介。胸を広げて大きなスイングを手に入れよう。可動域チェック編で、ひとつでも「×」がついた方は初級編からスタートしましょう。 【画像】松山英樹だってラウンド中ストレッチします
■初級編「“胸パカ”ストレッチ」
(1)正座か椅子に座った状態から、右手を後頭部に当てます。 (2)一度おへそを見るように下を向き、同時にひじを下げます。 (3)下げたひじを上げながら、頭を上げて右を向きましょう。ひじだけを動かすのではなく、胸から右を向くイメージで、上半身を右にひねります。横を向いたとき、胸が突っ張って肩甲骨の辺りが縮む感覚があればOK。 (4)10~15回を目安に行ったら、今度は左右入れ替えましょう
■上級編「両手で“胸パカ”」
(1)両手を後頭部に当てて下を向きます。下を向くとき、腰から曲げるのではなく、肩甲骨から上を丸めるイメージ。おへそを見るようにしましょう。 (2)ひじを外に向けながら上を向きます。肩甲骨をぎゅっと寄せるイメージで、胸を開きます。 (3)10~15回を目安に繰り返します。両手バージョンで行うと、肩甲骨を動かすのにより効果的です。 次回は股関節編の第2弾。体が固まりやすい冬場こそ、可動域強化でライバルに差をつけようじゃないか。