【阪神JF・厩舎直送】逃げて2戦2連対のミストレスは「無理して行っているわけじゃない」
[GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ=2024年12月8日(日曜)2歳牝、京都競馬場・芝外1600メートル] 2022年リバティアイランドに続いて、GⅢアルテミスS2着からの戴冠を狙うミストレス(矢作)。先手を奪う形に持ち込んだ新馬戦と前走の内容が示す通り、豊かなスピードを有している。 「走り、体形からダート向きかなと思ったんだけど、思ったよりもスピードがあった。脚質的に(直線平坦の)コースは合いそう。ここ2戦の内容なら、楽しみがありそうだよね」 田代厩務員が前向きな姿勢で語る。馬房ではおとなしくて素直。余分なことはしない。頭が良くて、物覚えがいいという。短期放牧から帰厩した後の調整を順調に消化しており、馬体は仕上がっている。 いとこに無敗の3冠馬コントレイルがいる血筋で注目の存在。同厩務員は「レースを使うごとに良くなってきているから。前回でも無理して(ハナに)行っているわけじゃないし、他に速い馬がいれば、それに行かせて控える競馬をと思うんだけどね」とフルゲートの激戦にも不安は感じていない様子だった。
東スポ競馬編集部