鳥インフルエンザ確認の養鶏場で防疫措置完了 殺処分されたニワトリ約1万5000羽は今後焼却処分へ 岐阜・本巣市
中京テレビNEWS
高病原性鳥インフルエンザが確認された岐阜県本巣市の養鶏場について、県は、ニワトリ約1万5000羽の殺処分と消毒作業などの防疫措置を完了したと発表しました。 本巣市の養鶏場では、11月18日、ニワトリが死んでいるのが見つかり、その後、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。 岐阜県は、22日までに、飼育されていたニワトリ約1万5000羽を殺処分し、施設の消毒などウイルスの蔓延防止対策を完了したということです。 死骸については、埋める予定でしたが、予定地で地下水が確認されたため、今後、焼却処分するということです。 また、この養鶏場の半径3キロから10キロ圏内にある33の施設の搬出制限については、検査で異常がなければ、10日後に解除される見通しです。 国内の今シーズンの鳥インフルエンザは、10月北海道で確認された1例目が過去最も早く、岐阜県でも最も早い感染確認で、農水省は、「過去最多となった2022年に匹敵するペース」として警戒するよう呼びかけています。