【阪神C】ナムラクレア ルメールに約1年4カ月ぶり白星託す 長谷川師「自信をもって出せる」
「阪神C・G2」(21日、京都) スプリンターズS3着以来のナムラクレアは18日、栗東坂路を単走で4F51秒4-36秒7-12秒1。ラスト2Fは11秒4-12秒1と失速したものの、終始小気味のいいピッチで荒れた坂路を駆け上がり、問題ない仕上がりをアピールした。 長谷川師は「ラストは逆時計になりましたが、前進気勢が強く、フィジカルの衰えも感じません」と評価。その上で「前走後の回復もすごく順調で、中間は日曜日の追い切りでも(坂路で4F)55~56秒台を出して積極的に調整してきました。自信をもって出せる仕上がりですよ」と手応えをにじませた。 今回は重賞で3戦して2着3回の1400メートル戦。「距離や荒れた馬場、コースは気にしていません。すごいメンバーがそろいましたが、トップジョッキーが乗ってくれますしね。次につながる部分もあると思いますが、まずはここを獲りにいきたい」と、初コンビとなるルメールに約1年4カ月ぶりの白星を託した。