ルーマニア大統領選・第1回投票 親ロシア派候補者が勝利 ウクライナ支援脅かされる可能性
日テレNEWS NNN
24日に行われたルーマニア大統領選挙の第1回投票で、事前の予想に反し、親ロシア派の候補者が勝利しました。これまでのウクライナ支援が脅かされる可能性があります。 AFP通信などによりますと、ルーマニア大統領選挙の第1回投票で24日、ロシアを称賛してきた極右派のジョルジェスク候補が、得票率およそ23%でトップに立ちました。ジョルジェスク候補は、比較的無名の存在でしたが、ウクライナ支援を打ち切るという主張をTikTokで繰り返していて、若い有権者などから支持されたとみられています。 また、ルーマニアにある、NATO=北大西洋条約機構のミサイル防衛システムを「外交の恥」と呼び、ロシアに攻撃された場合、加盟国を守るのか疑問だと主張しています。 ルーマニアはNATO加盟国として隣国のウクライナに対し、軍事支援を行っていて、予想外の選挙結果に衝撃が走っています。 大統領選挙は来月8日にジョルジェスク氏と中道右派の野党指導者との決選投票が行われます。