「もしカイ・ハフェルツを中盤で……」 アーセナル新加入スターリングに任せたい意外なポジションとは
アルテタとはシティ以来の再会となった
24-25シーズンの夏の移籍市場最終日にチェルシーからラヒーム・スターリングを獲得したアーセナル。1シーズンのローン移籍で、背番号は「30」に決定した。早ければインターナショナルマッチウィーク明けに行われるトッテナムとのノースロンドン・ダービーで、デビューする可能性があるようだ。 スターリングはこれまでリヴァプール、マンチェスター・シティ、チェルシーの3クラブでプレイしており、プレミアでの実績は十分すぎるほどにある。左だけでなく、右サイドでも起用可能で、ミケル・アルテタ監督の采配の幅を広げてくれる存在になるはずだ。 しかし、左にはガブリエウ・マルティネッリとレアンドロ・トロサールが、右にはブカヨ・サカがおり、主力としての起用は見込めないだろう。どちらかといえばバックアッパーとしてシーズンを過ごすことになりそうだ。 「もしカイ・ハフェルツを中盤で起用しなければならない状況になったとしても、(スターリングは)知的で素早く動ける9番として仕事をこなせるだろう」 『Handbrake Off Podcast』では元アーセナルのエイドリアン・クラーク氏がスターリングの9番起用を予想している。 スターリングはシティ時代に9番としてプレイしており、当時のコーチ陣にはアルテタがいた。アルテタはこのことを覚えているはずで、当然選択肢の1つには入っているだろう。 ハフェルツは怪我の多い選手ではないが、当然彼1人で長いシーズンを戦うことはできない。9番のバックアッパーはガブリエウ・ジェズスだと予想されるが、そこにスターリングが入れば競争力が高まり、チーム全体でレベルアップしていけるはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部