<街ぶら>大阪らしさ全開 USJ隣接施設で楽しむコテコテ感覚
<街ぶら>大阪らしさ全開 USJ隣接施設で楽しむコテコテ感覚 THE PAGE大阪
夏休みに入り、大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は連日多くの人でにぎわっているが、そのUSJに隣接する商業施設「ユニバーサルシティウォーク大阪」も同じようににぎわいをみせている。施設内をぶらぶらしてみると「大阪らしさ」を出す店舗、そして7月に関西初出店、日本初出店したばかりの店舗などがあった。
大阪人も常連 シティウォークのコテコテゾーン!?
JRユニバーサルシティ駅を降り、USJのゲートへ向かう時、右側でにぎやかに営業する同施設だが、1階にある「Little OSAKA」には、「くいだおれ太郎」や「グリコゴールインマーク」などのグッズや銘菓などおみやげものがいっぱい。関係者に聞くと「いまいちばん人気なのは『ええもんちぃ』っていうのが流行ってるんです」と笑顔で話す。同お菓子は五感の黒豆マドレーヌ「ええもん」の小ぶりサイズで、女性を中心に人気だとか。 また、大阪の地酒なども取り揃えているが、こちらはみやげとして買う人もいれば、周辺にホテルが多いため、その宿泊客が楽しみの一つとして買っていくケースも多いという。まさに店名どおり、大阪の名物を凝縮したような店舗だが、店の関係者は「けっこう大阪の方も知らないものがいっぱいあるからということで買っていってくれるんです」と話していた。 同施設には大阪らしい店舗はいくつかあるが「たこ焼きミュージアム」はその代表格の一つとなるゾーンだろう。大阪府内でおなじみのたこ焼き店「あべのたこやきやまちゃん」「たこ家道頓堀くくる」「なにわ名物 いちびり庵」「十八番」「大阪アメリカ村甲賀流」「大阪玉出 会津屋」5店が軒を並べ、大阪名物の味を堪能できるようになっている。 各店関係者に聞いてみると「忙しいときは1日1万球焼きますわ」「最近は外国の方も多くてうれしいです」と言った声も聞かれる。地元である大阪をはじめとした関西人も、人気店が集結した場はないとして多く訪れ、何店かをはしごする人も多いという、大阪らしさ全開の空間が人気となっているようだ。