ケガは怖いけど…FC東京・小泉慶、目指すはゴールを決められるボランチ「10点ぐらいに絡まないと」相手にとって怖い選手になる
FC東京のMF小泉慶(29)が17日、小平グラウンドでの全体練習後に居残りでシュートを打ち込んだ。横からのパスを足元に止め、コントロールシュートを何十本とゴールに蹴り込んだ。 「正直、今さら感はあるけど、ボランチで出ても右サイドバックで出ても、シュートを持っている、持っていないで全然違う。ここからプレーの幅を広げるためにもやっていかないといけない」 小泉が目指すのは得点力のあるボランチだ。そのために「本来はもう少し隙間を見つけてできれば良かった」という。今季は居残りでシュート練習をして膝を痛めたことがあったため、けがのリスクを恐れてここまでは控えていた。 だが、今季1得点3アシストと、「優勝するにはボランチやサイドバックの選手が10点ぐらいに絡まないといけない」という目標に大きく届いておらず、一念発起。 「自分がもっと選手として良くなっていくためにもチャレンジしないといけない。結果的にそれがチームの勝利にもつながっていくと思う」 残り2戦と来季に向け、小泉は不断の努力を惜しまない。
中日スポーツ