「出場する価値がある」 リバプール指揮官、EFLカップのブライトン戦でMF遠藤航の起用を示唆。「彼を必要としている」
サッカー日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは現地時間30日、EFLカップ(カラバオカップ)4回戦で同代表MF三笘薫が所属するブライトンと対戦する。この一戦を前にした記者会見で、アルネ・スロット監督が遠藤について言及した。イギリスメディア『Rousing The KOP』が、その内容を29日に報じている。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 今季はスロット監督の下で出場機会が激減している遠藤。9月25日に行われたカラバオカップ3回戦のウェストハム・ユナイテッド戦では、今季初めて先発入りし、82分までプレーした。その後、プレミアリーグ第7節のクリスタル・パレス戦と9節のアーセナル戦で途中からピッチに立ったものの、プレータイムは僅かなものとなっている。依然として序列が低い状況にあるが、過密日程の中、またしてもカラバオカップで遠藤がスタメン入りする可能性が高いようだ。 スロット監督は、3回戦のウエストハム戦のように9人を変更するようなターンオーバーは、けが人の影響で考えていないと示した上で、「ワタに関してはラインナップに残れる選手の1人で、シーズンはとても長く、我々は彼を必要としている。彼は代表チームでその力を発揮しているが、我々のチームでもそれが必要だ。ウェストハム戦での彼のプレーは本当に良かった」とコメントした。 続けて「彼は試合終了の5分前に2回出場しなければならなかった。時には選手たちがそうした状況に、顔をしかめて出場するのを見たこともあるが、彼はチームメイトと自分のために戦っていた。そういった意味でも、彼は明日の試合に出場する価値がある」と遠藤について言及している。
フットボールチャンネル編集部