「エンバペにFWのプレーを教えるつもりはない。彼が教えてくれる」アンチェロッティが擁護
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、FWキリアン・エンバペを擁護している。 【順位表:チャンピオンズリーグ】レアル・マドリーは18位転落… 昨季限りでパリ・サンジェルマンを退団し、自身が憧れと公言するレアル・マドリーへと加入したエンバペ。ここまで公式戦16試合で8ゴールと結果を残しているものの、チームの不調やピッチ内外の問題から強烈なプレッシャーに晒されることに。また、ヴィニシウス・ジュニオールと得意とするポジションが被っていることから、その起用法は現地で大きな話題となっている。 そんな25歳フランス代表FWについて、アンチェロッティ監督は「彼は落ち着いているし、幸せそうに見えるよ」とコメント。起用ポジションや現在の調子について、エンバペを擁護した。 「キリアンがポジションについて何かを訴えてきたことは一度もない。選手全員が先発入りを望んでおり、固定ポジションはないよ。試合状況に応じて変わっていく可能性があるものだ」 「不調の時期は去っていくものだ。偉大なストライカーは誰でもそうなる。彼はモチベーションに満ち溢れ、チームメイトにも満足している。彼自身のクオリティは素晴らしいよ」 「私が彼に前線でのプレーを教えるつもりはない。彼が私に教えてくれるんだ。ストライカーとしてのプレーなんて教えるつもりはない。彼が教えてくれるだろう。守備の練習が必要かって? そうは思わないよ」 なお、ラ・リーガで2試合消化の少ないレアル・マドリーだが、首位のバルセロナとは7ポイント差となっている。一方でチャンピオンズリーグでは苦戦が続き、2勝2敗でリーグフェーズ18位に甘んじている。