ヒヨコが隠れていたまさかの場所 大切に育てられる光景に「見習うべき家族像」の声
郡上地鶏の謎が多い歴史に魅了
しもべさんは、郡上地鶏の飼育件数や個体数が少なくなっていることから、その命が途絶えないよう、保護と繁殖を行っています。郡上地鶏の謎に包まれた歴史に魅了され、Xでその魅力について発信するように。 「郡上地鶏がどういう経緯でこの土地にいついて、なぜ飢饉などの歴史を乗り越えて、昔の姿のままで現在まで生き残っているのか謎です。歴史のロマンを感じますね。また、郡上地鶏はほかの品種のように、食用や卵用に品種改良されていません。ニワトリにはそうした人間のエゴのような部分も多くつきまといますが、私のアカウントではできるだけ明るいニワトリの話をしつつ、歴史的なことも考えてもらえたらと思って、投稿しています」 しもべさんによると、郡上地鶏は人に慣れるような品種改良をされておらず、個体差はあるものの、ほかの動物と比べると性格などがわかりにくいといいます。ただ、ほかの動物と同じような行動をすることもあるそう。 「ものすごく穴掘りが好きな鶏がいて、それがほかの鶏に伝播し、お母さん鶏も深い穴を掘ることにハマっています。お母さん鶏についていきたいヒヨコが穴掘りに巻き込まれて、土と一緒にかき出されることも。また、おやつを前にしたときの目の輝きは、ほかの生き物と一緒だと思います」 ヒヨコを優しく世話するお母さん鶏に、多くの温かい声が届きました。「『かわいい!』という声が多く、海外からのコメントも散見され、とてもうれしかったです。また、ニワトリを飼育している方とのつながりもできて、とても感謝しています」と、しもべさんは結んでいます。
Hint-Pot編集部