2024年に訪れたい芸術祭まとめ。北海道から沖縄まで、国内外の現代アートを楽しむ
AOMORI GOKAN アートフェス2024
青森県内で現代アートを楽しめる5つの美術館・アートセンター(青森県立美術館、青森公立大学 国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館)が中心となり芸術祭を初開催。「つらなりのはらっぱ」をテーマに、ディレクターは置かず、この地に根差して活動する各館のキュレーターが協働するスタイルだ。 青森県立美術館は原口典之、吉田克らを紹介する「かさなりとまじわり」、青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)はある場所とかかわり合いながら表現をつむぎ出す国内外のアーティスト、青森ゆかりの表現者たちによる作品が集う「currents / undercurrents -いま、めくるめく流れは出会って」、弘前れんが倉庫美術館は「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界」と「弘前エクスチェンジ#06『白神覗見考』」の2つの展示。八戸市美術館は八戸を拠点に活動する5人のアーティストが来館者とともに作り、楽しむプロジェクトを展開する「エンジョイ!アートファーム!!」、十和田市現代美術館はアートフェスのテーマである「はらっぱ」を自然と人間の交わるところととらえ、それらの複雑に絡まる関係性に注目した展覧会「野良になる」を開催。各館の展覧会やプロジェクトはこちらの記事を参考にしてほしい。 会場:青森県立美術館、青森公立大学 国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館 会期:4月13日~9月1日
さどの島銀河芸術祭2024
佐渡民謡や鬼太鼓をはじめとする伝統芸能や、歴史的建造物等の様々な文化資源を活用し、芸術、パフォーマンスなどをかけあわせ展示・発表する、さどの島銀河芸術祭。 これまでにテリー・ライリー、鼓童、灰野敬二などが参加し、大自然の中で体験する、食・映像・音楽の融合したアート・イベントや、落合陽一、日野浩志郎(YPY)と石原只寛を招き、地域芸能×現代芸術のパフォーマンスライブなどユニークな試みを行ってきたが、今年も夏に開催が予定されている。 会場:あいぽーと佐渡 会期:2024年夏開催予定 https://sado-art.com/