ソフトバンク・広瀬 来季ノルマは2桁弾!!「自信ついた」24年…挑戦の冬へ「新しいことを取り入れる」
ソフトバンクのルーキー、広瀬隆太内野手(23)が契約更改交渉に臨み、400万円増の推定年俸1400万円で更改。「いい評価をしていただき、納得してサインした」と人生初の交渉を振り返った。 ドラフト3位で入団した大砲は、5月下旬の交流戦開幕のタイミングで1軍初昇格を果たし、6月14日の阪神戦でプロ初本塁打を放つなど、35試合出場で打率・233、2本塁打、9打点だった。「バッティングもそうですけど、思ったより守れた。調子が良ければ通用することが分かった。全体的に自信がついた」。34試合で二塁を守り、失策2と安定感があった。 ただ、7月15日の登録抹消後は1軍での出番はなかった。2軍戦には94試合に出場して打率・255で「結果を残せなかった。3割は打たないと」と反省する。自主トレは母校の慶大でトレーニングに励む予定。「いろんな形のバットを使ったり、新しいことを取り入れていけたら」と挑戦の冬にする。 先輩の柳町、正木と慶大トリオの一角を担う背番号33は「1軍で2桁は(本塁打を)打ちたい」と来季のノルマを掲げた。会見後には「けいおう3兄弟」の顔はめパネルに納まって笑顔。「セカンドでいきたい」とどん欲にポジションを狙っていく。