アストロツアー『TH/001 ハイブリッド』は「狙ったポジションに運べるクラブ」(堀越プロ)【人気ゴルフ工房のおすすめクラブをキング・オブ・試打が語る】
アストロツアー「TH/001 ハイブリッド」の印象を堀越プロに聞いた
今回試打するアストロツアー「 TH/001 ハイブリッド」を見ると、「ソールの中心から両端にかけて抜けが良くなる工夫がされていて、接地面が少なく、そして様々なライでも抜けが良さそうですね」と堀越プロ。 早速フェアウェイから試打を開始。 「平らなライから打ちましたがとても抜けが良く、打感はしっかりと伝わる感触があります。もし芯を外した場合にも手にフィードバックがしっかり残ってくれるので、次のショットに活かしやすいクラブだと思います。球はしっかりと上がってくれますので、払うように打つタイプや打ち込むタイプなど、スウィングタイプを選ばないオーソドックスなユーティリティだと思います」 「先ほど触れましたが、ソール形状にとても工夫を感じられ、アイアンでは難しく感じるフェアウェイバンカーやタイトなライから打ちやすく、グリーンを狙っていけるような方向性が魅力的ですね」
①フェアウェイ・ラフから試打
▶「抜けの良さと十分な落下角が特徴」 「フェアウェイとラフ、両方打ってみましたが、飛距離も安定していて打ち出し角も確保できているため、グリーンなどの目標に対して球を運ぶイメージが作りやすいです。またソールの接地面が少ないため芝による抵抗を軽減させてくれますし、振り抜きやすさがとても印象的でした。ロフト角が24度あり、フェースがやや上を向いているので球が上がるイメージが出て、自然と脱力して振ることができました」(堀越)
ヘッドスピード42m/s前後(1W換算)で試打
「スピン量が4500rpm前後で安定していますし、落下角が45度以上出ています。このロフト角で考えれば、落下角が45度を下回るとランが出過ぎてしまう傾向があります。状況やライによりますが、『TH/001 ハイブリッド』は飛距離性能も良く、スピン量、落下角とグリーンに止まる要素をクリアしていると言えます」 5球の平均値 ●キャリー/165.2Y ●総飛距離/178Y ●スピン量/4528rpm ●落下角/45.1度