【プレビュー】今季は秋にお引越し、欧州最終戦の第17戦アゼルバイジャンGP…手に汗握る超高速公道コースのバクー対決|F1
12番手走行中の角田は9番手オコンからヒュルケンベルグ、ランド・ノリスと続くトレイン状態となり、耐える展開が続いた。オコンとヒュルケンベルグが第1スティントのままということもあり、角田は事実上の入賞圏内で戦い続ける状況となる。 46/51周目にはノリスがヒュルケンベルグを抜く。角田も48周目のホームストレートでヒュルケンベルグをパスした。 終盤に入ると上位チームの各ドライバーはファステストラップ狙いでレースペースを上げた。ペレスが得意のストリートコースでトップチェッカーを受け、同年の2勝目をマーク。2位フェルスタッペン、3位ルクレールまでが表彰台に上がっている。 4位アロンソ、5位サインツ、6位ハミルトン、7位ストロールと続き、最後ソフトタイヤでファイナルラップにファステストをマークしたラッセルが8位に入った。ノリスが9位でフィニッシュ。 そして角田は10位となり、2戦連続同年2度目の入賞を果たした。上位勢4強(※2023シーズン序盤戦時点でレッドブル、フェラーリ、メルセデス、アストンマーティン)8人がトップ8を占める中、9位ノリスに次ぐ粘りの走りで、大きな1ポイントを手にしている。 2023年第4戦アゼルバイジャンGP結果 1/セルジオ・ペレス/レッドブル 2/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 4/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 5/カルロス・サインツ/フェラーリ 6/ルイス・ハミルトン/メルセデス 7/ランス・ストロール/アストンマーティン 8/ジョージ・ラッセル/メルセデス 9/ランド・ノリス/マクラーレン 10/角田裕毅/アルファタウリ 11/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 12/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ 13/ケビン・マグヌッセン/ハース 14/ピエール・ガスリー/アルピーヌ 15/エステバン・オコン/アルピーヌ 16/ローガン・サージェント/ウィリアムズ 17/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 18/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ -/チョウ・グァンユ/アルファロメオ -/ニック・デ・フリース/アルファタウリ
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