登録者17万人Youtuberが「バキバキすぎる腹筋」でボディコンテスト世界2位に 国内のみならず世界でも“絞り込まれた”肉体で魅了
昨年12月17日(火)~19日(木)、東京・有明コロシアムで開催された『IFBB世界フィットネス選手権&男子ワールドカップ』。同大会初の日本開催で日本代表選手のメダルラッシュに湧いた今大会、登録者17万人越えの人気ユーチューブチャンネル『レモンチャンネル』のメンバーである「リカさん」こと原田理香(はらだ・りか/49)選手がウーマンズフィジークマスターズ35歳以上の部で銅メダル、一般163㎝超級にて銀メダルを獲得した。 【写真】原田理香選手の「世界トップクラス」バキバキ腹筋
マスターズの部の表彰式を終え、3位のメダルをかけた原田選手は自分の出した結果に驚いた表情を浮かべていた。 「もっと低い順位を予想していたので(笑)。ステージに立っているときは、みなさんすごい身体なので『うわ、ヤバいな』と思っていました。そんな中で自分が表彰台に立てるなんて思ってもみなかったです」 このマスターズの部では2023年、2024年の日本女子フィジーク選手権(JBBF女子フィジーク最高峰の大会)を2連覇中の荻島順子選手が戴冠。同じステージに立つ荻島選手を見て「もう絶対荻島さんが優勝だと思いました」と話した。原田選手は2024年の日本女子フィジーク選手権で3位だったが、「日本と世界の評価基準は違うのかなって、心配だったんです」と直前まで不安感が強かったそうだ。 マスターズの後に行われた一般の部でも2位と表彰台に登った。原田選手にとっての2024年は、9月のJBBF日本クラス別優勝から始まり10月の日本選手権3位、そしてこの世界選手権で2位&3位と飛躍の年となった。 「2024年シーズンは本当にもう驚きの結果ばかりでした。自分自身、心も身体もかなり成長できた気がします。2024年から本野卓士トレーナー(日本トップ女子フィジーク選手の澤田めぐみ選手など数々の選手を指導するトレーナー)に指導していただいていて。こうして結果も出て、ついていってよかったと安心しました」 大会から約1週間後、自身のインスタグラムでは「日本代表として選んでいただきありがとうございました。とても素敵な仲間に囲まれて、とても楽しい大会でした」と綴った。登録者17万人越えの人気ユーチューバーでありながら国内のみならず世界の舞台でも躍動した2024年。2025年の原田選手は競技、ユーチューブともにどんな活躍・活動を見せてくれるのだろうか。
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史