売春家族「女帝」の祖母が激白「コーチから虐められ失禁」「保険金詐欺で前科者」…田舎の少女が「美人局のドン」に成り果てるまで《懲役28年の判決》
「死刑でも終身刑でもいいから罪を償ってほしい」
そして昨年4月、美人局の発覚を恐れた敦子被告は、「霊媒師JUN」という架空の存在に成りすまし、直哉被告に実父・隆一さんの殺害を仕向けたとして逮捕された。だが、敦子被告の祖母は、幼いころから手塩にかけて育ててきた孫娘を信じてやまない。最後にこう声を振り絞った。 「敦子は売春なんてさせてなかったと思うよ。敦子はそういうの潔癖だったし、前の旦那とも浮気が原因で別れてっから。それに裁判じゃ霊媒師がなんだと言われてっけど、敦子にそんな力はねえ。でもな、もし敦子が主犯だったら、死刑でも終身刑でもいいから罪を償ってほしい」 11月25日、仙台地裁は敦子被告の殺人への関与を認め、敦子被告に懲役28年、直哉被告に懲役20年の判決を言い渡した。 取り返しのつかない罪を犯した自覚に、敦子被告は打ち震えることがあるのだろうか。続編『《売春家族の実行役に懲役20年の判決》いじめ、貧乏、ネグレクト…「女帝」に従えた「義理の弟」(26歳)の壮絶半生「毎日同じTシャツ短パンで奇行が目立ってた」残された家族は記者の直撃に…』では、敦子被告にマインドコントロールされ、「駒」として扱われた直哉被告(26歳)について詳報する。
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)
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