現在「ほぼ毎日、出社している」ビジネスパーソンの割合は?
コロナ禍が終息して日常が戻ってきて久しい。同時に、出勤スタイルがリモートワークから、毎日出社、あるいはハイブリッドワークへと切り替わったというビジネスパーソンも多いのではないだろうか? 【グラフ8枚】理想の出社頻度はどれくらい?またオフィスデザインはどれくらい気にしてる? 「オフィスと働き方に関する意識調査」の結果をグラフで詳しく見る! ソーシャルインテリアはこのほど、25歳以上の男女481名を対象に 「オフィスと働き方に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
約7割がほぼ毎日出社。会社の規模が小さいほど出社率が高く、毎日出社を希望する人も多数
まず、現在の出社頻度についての質問を行ったところ、全体の71.9%の人がほぼ毎日出社していると回答する結果となった。100人以下の会社は、ほぼ毎日出社していると回答した人が90.0%と一番多く、会社の規模が小さい企業のほうが出社率が高いとわかった。新型コロナウイルスの収束に伴い、日常的な出社が再び一般的になったことがうかがえる。 一方、理想の出社頻度については意見が分かれた。38.3%が「ほぼ毎日出社したい」と答える一方で、「週2、3回」という回答も多く、リモートワークの利点も認識されている。 企業規模別では、300名以下の企業で約半数(45.6%)が毎日出社を理想としており、対面コミュニケーションの重要性が強調されている。会社規模が小さいほど出社率が高く、毎日出社を望む人も多いことから、小規模オフィスの重要性が浮き彫りとなった。 コロナ禍でワークスタイルの多様性が進んだものの、この調査結果は企業におけるオフィスの存在意義を改めて示している。
約7割の人が現在の働き方に満足!理想の働き方として特に重視されるのは、「オフィス環境(81%)」と「通いやすさ(83%)」
現在の働き方について質問をしたところ、「満足」、「どちらかというと満足」と回答した人が7割を超え、高い結果となった。さらに、今働いているオフィス環境への満足度も59%が「気に入っている」、「どちらかというと気に入っている」と回答し、全体的に働き方やオフィス環境への満足度が高いことがうかがえる。 その中で、働き方に満足している人が理想の働き方として重視しているのは、「オフィス環境(81%)」と「通いやすさ(83%)」というということが判明した。このことから、オフィスを決める企業側としては、「オフィス環境」と、「通いやすさ」を押さえることが社員満足度向上へつながる可能性が示唆される結果となった。