ナポリがコンテ体制で構想外のマリオ・ルイと契約解消…在籍7年半で220試合以上に出場
ナポリは30日、元ポルトガル代表DFマリオ・ルイ(33)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。 【動画】在籍7年半のマリオ・ルイのハイライト 母国の名門スポルティングCP、ベンフィカのユースチームに、バレンシアのBチームにも在籍経験のあるマリオ・ルイは、2011年に加入したパルマでイタリアでのキャリアをスタート。その後、エンポリでの台頭後にローマを経て2017年夏にナポリへ加入した。 ここまで公式戦通算227試合3ゴール26アシストの成績を残しており、2022-23シーズンはケガによる離脱はあったものの、主力としてセリエA優勝に貢献した。 しかし、今シーズンからアントニオ・コンテ監督が就任すると立場は一変。3バックを基本とする新指揮官はシーズン序盤の苦戦を受け、4バックに変更。これは元ポルトガル代表DFにとってプラスに働くかに思われたが、全幅の信頼を受けるウルグアイ代表DFマティアス・オリベラに加え、新加入の元イタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラとのポジション争いで苦戦。完全に構想外となった。 また、今季のナポリは元々ヨーロッパの戦いがなく、コッパ・イタリア敗退でセリエA一本の戦いとなったことで、飼い殺し状態だった左サイドバックの居場所は完全になくなり、2026年までの契約を早期解消する形となった。
超WORLDサッカー!